子供の虫歯予防やオーラルケアにおすすめなグッズを探してみた。

こんにちは、Dr.なんくるないさーです。

皆さんのご家庭ではお子さんの虫歯予防やオーラルケアなどされていますか？

僕が子供の頃にはあまり聞かなかったのですが、最近では子供にチューをしたり、大人と同じ箸で食べ物を与えると、「虫歯菌」が移るなんて言われています。

最近、長男の歯並びが気になって、評判が良いと言われる小児歯科に通うようになりました。

そこの歯医者さん、かなりハイテクで色々と最新機器があってすごい。

子供の虫歯予防やオーラルケアにかなり力をいれていて、歯の状態や菌なんかも詳しく調べてくれます。

虫歯菌の存在を信じて、息子が小さい頃からお箸や飲み物の共有を徹底的に避けてきた奥さん。

その甲斐もあって、みごと息子に虫歯は無く、歯周病菌や虫歯の原因になる菌も限りなく少なかったそうです。

現在、幼児の3～4人に1人は虫歯・虫歯のなりかけがあると言われています。

虫歯になれば痛い思いをするだけでなく、口臭・発音・歯並びなど様々な所に影響が出てきます。

1日くらい磨かなくても大丈夫、大きくなったから１人で磨けると、だんだんオーラルケアを怠ってしまうと、あっという間に虫歯が出来てしまいます。

そこで今回は、子供の虫歯予防にオススメなグッズを紹介します。

親子で正しい歯磨きの習慣やオーラルケアを身につけ、ぜひお子さんの虫歯を予防してあげて欲しいと思います。

そもそも虫歯菌って？
【虫歯が出来やすい場所を知ろう】
子供のオーラルケアって具体的にどうしたらいいの？
子供用のオーラルケアグッズを紹介
やっぱり子供の虫歯予防、オーラルケアは大切

そもそも虫歯菌って？

虫歯菌と呼ばれるものの中で代表的なものは「ミュータンス菌」です。

実はこの菌、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には居ません。

他の人と箸やスプーンを共有したり、同じ飲み物を飲んだりするうちに唾液からミュータンス菌が移るんですね・・・

特に歯が生えそろう1～3歳くらいまでは注意が必要です。

もちろん可愛さあまって、赤ちゃんにチューなどしても移ってしまうので気をつけましょうｗｗ

【虫歯が出来やすい場所を知ろう】

虫歯は、歯の表面にある細菌が口の中に残った食べ物を分解し、酸を作りだすことで起こります。

作られた酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまい、穴が空いたり、黒くなってしまったりするんですね。

特に虫歯が出来やすい場所は、食べ物が直接当たる一番上の部分（溝）と食べ物がつまりやすい歯間や歯根の部分です。

そこで、子供の虫歯を予防するためには

虫歯菌を入れないようにする
歯磨きなどのオーラルケアを正しく行う事

が大切になってきます。

子供のオーラルケアって具体的にどうしたらいいの？

歯科での定期歯科検診、フッ素塗布などを利用する

まず、おすすめしたいのがかかりつけの歯医者さんを決めて、定期健診に通うこと。
出来れば小児歯科の方が、より丁寧に対応してくれると思います。
虫歯がないかのチェック、歯垢（プラーク）取りをはじめ、フッ素塗布もしてもらえます。

また、正しい歯磨きの仕方も教えてもらいましょう。
歯医者さんによって違いますが、1～3ヶ月に1度の頻度で行くのがおすすめです。

食後の歯磨きと仕上げ磨き

いつ歯磨きをするのかは色々な考えがあって、一概にこれが正しいと言えないのが現状です。
ただ、寝ている間は菌が繁殖しやすいので、夕食後（就寝前）と朝起きては最低限行った方が良いと思います。
また、間違った磨き方では、どんなに時間をかけても汚れが取れません。
小児歯科などで親子で歯磨き指導をしてもらいましょう。

また、仕上げ磨きについてですが、いつまで行うものなのか？
息子が通っている歯医者さんに聞いてみました。
子供が上手に磨けるようになるまで、出来れば小学生の間は、仕上げ磨きをおすすめされました。

歯の溝を埋める施術「シーラント」

虫歯を予防するのに適しているのが、歯医者さんで受けられる「シーラント」という施術です。
具体的には奥歯の溝が深い部分や前歯の裏などの虫歯が出来やすい部分に、白色の詰め物をすることで虫歯を防ぐものです。
乳歯が生えそろった頃、永久歯が生え変わる頃に施術することが多いようです。
うちの息子もシーラントをしていますが、溝が浅い分歯磨きもしやすいですし、クッキーやチョコレートのつまりも少ないです。