こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
皆さんは南九州の郷土菓子である「あくまき」をご存知ですか?
主に鹿児島や宮崎、熊本の一部地方で端午の節句に作られる和菓子です。
もち米を灰汁(あく)に漬けたあとに竹皮に包み長時間炊いて作られています。
灰汁の独特な風味ともちもちで弾力のある食感は、食べ応えがあってクセになる美味しさです。
僕の祖父や親戚が南九州に住んでいるので、小さい頃から食べる機会が沢山ありました。
今年もこの季節に送られてきたので、美味しい食べ方なども合わせて紹介したいと思います。
あくまきの美味しい食べ方
こんな感じで竹皮に包まれています。
大きさは恵方巻1本分くらい、細めのロールケーキくらいのサイズ。
皮ひもをほどいて、竹皮をはがしていきます。
今回は断面を綺麗にするために包丁で切りましたが、この皮ひもをあくまきに巻いて切るのが本来の食べ方です。
近づいてみると、もち米の粒が薄っすら残っているのが分かりますね。
こちらは鹿児島で購入したものを送って貰いましたが、作り方や煮る時間によって、粒の残り具合も微妙に変わってくるので、それぞれ作り手さんによって食感や風味の違いも楽しめますよ。
あくまきを切ったら、今度はきな粉を用意します。
定番ですが、きな粉を付けて食べるのが一番美味しい。
僕は甘めが好きなので、きな粉と砂糖を1対1で入れて、塩をひとつまみ入れます。
ご自身で好みの甘さで、きな粉を作ってみてください。
もち米で作っているだけあって、すごくもちもちで弾力があって、食べ応えがあります。
ちょっとクセのある灰汁の風味も、きな粉と合わさって、さらに美味しくなります。
イメージは「しっかりしたわらび餅」に近いですよ。
節句の時期におすすめですよ
南九州ではあくまきを手作りしたり、スーパーで買ったり、とても身近で親しまれている郷土菓子です。
今は旅行や帰省も自粛しなければいけないので、地方の美味しい食べ物を食べに行く事もできません。
しかし、通販とか使えばお取り寄せもできるので、本当にありがたいですね。
楽天でも購入できるので、「あくまき」が気になる方はぜひチェックしてみてください。
とても美味しいのでおすすめですよ!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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