こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
今回は、久しぶりにあの名店『薬膳ラーメン 招福軒』に行ってきました。
以前ブログ記事にもしていた薬膳ラーメンの名店なんですが、2019年に惜しまれつつ閉店されてしまいました。
福岡と名古屋を行ったり来たりの生活を始めたばかりの頃で、酒を飲み過ぎて荒んだ僕の胃袋を優しく癒してくれていたことを未だに覚えていて、閉店したと聞いた時のショックはとんでもなかったです。
九州で薬膳ラーメンの美味しいお店を探し始めるくらいショックでした。
最後に食べたのが少なくとも6年ほど前。
もう2度とあの味は食べられないのかと思っていたところ、なんと2023年11月26日に名古屋市北区で復活オープンしてました。
こりゃ行くしかない、絶対に行くべきだと思いながらも、北区の方まで足を運ぶ機会がなかなか無く、つい先日やっと感動の再会を果たしてきました。
というわけで、今回は復活を遂げられた『薬膳ラーメン 招福軒』を紹介していきます。
『薬膳ラーメン 招福軒』

店舗情報
住所 | 愛知県名古屋市北区萩野通2-17-1 フォレスト萩野通1F |
TEL | 052-385-6661 |
営業時間 | 10:30〜14:30 ※土曜日のみ10:30~19:00 |
定休日 | 毎月月末3日間 |
薬膳ラーメン 招福軒 公式Instagram |
当たり前ですが、外観がめちゃくちゃ綺麗になってます。
この日は昼に訪問。店の前には3組ほどの待ち。
さすがの人気ぶり。
僕が案内された後もかなりの人が並んでいたので、時間に余裕を持って行った方がいいです。
アクセスマップ
最寄駅は多分ないです、多分。
食べログには黒川駅から1,460mと記載がありますが、車で行った方がいいです。
お店には駐車場はないので、近くのコインパーキングを使用しましょう。
駐車場補助制度があるので、詳しくはお店にある貼り紙をご覧ください。
どのように招福軒は復活したのか?
復活したことは知ってたけど、復活の経緯は全く知らなかったので、今回訪問するにあたってネットで色々リサーチしました。
普通にいいお話だったので紹介しておこうと思います。
かつて西区で営業していた『薬膳ラーメン 招福軒』ですが、薬膳素材をベースにした体に優しいスープが人気で、長年地元の人に愛されていました。
昭和60年に創業だからとんでもない歴史のあるお店です。
しかし、2019年に創業者である松浦善広さんの体調不良を理由に惜しまれつつ閉店。
そこで立ち上がったのが元競輪選手の山本晋平さん。
元々招福軒の常連だったという山本さんが閉店から数年後、「この味を絶やしたくない」と、松浦さんに声をかけ弟子入り。
そして競輪引退後の2023年、山本さんが新しいオーナー兼弟子として新たな物件を見つけ、師匠である松浦さんと二人三脚で北区で再スタートを切ったと言う。
それが、今の『薬膳ラーメン 招福軒』です。
久留米の清陽軒、沖食堂なども然りですが、お店のファンが立ち上がって、名店を復活させるストーリーって普通にすごいし、感動するんですよね。
山本さんに感謝してる人はめちゃくちゃ多いはず。
6年ぶりに『薬膳ラーメン 招福軒』の薬膳ラーメンに再会
15分ほど待って店内へ。

入り口右手にある食券機で食券を購入します。
松とか竹とか好来系の表記、一番最初意味わからんってなったのを思い出します。
初見でも分かりやすいようにちゃんと上に説明も書いてあるのでご安心を。
今回注文したのはチャーシューとメンマを増量した寿竹(1,500円)。
カウンターに座って食券を渡したら、名物である松浦さんの湯切りを堪能しながら、ラーメンを待ちましょう。

着丼。
並々と注がれたスープ。
スープやネギに隠れ切れていない特大メンマ。
とても懐かしいビジュアル。

まずはスープからレンゲでひと口。
一番最初に感じるのは、薬膳ラーメン特有のクセのなさ。
スッと口に広がるのは、鶏ガラと数種類の野菜の旨味が丁寧に溶け合った、やさしい味わいです。
とにかく優しい味なのに、しっかり満足感があるのは、素材の旨味がすごいからなんだと思う。
飲むたびに体の中が整っていく、そんな不思議な感覚。
食べてて体調が良くなるのは薬膳ラーメンくらいだと思う。

麺は中太のストレート麺。
つるつる、モチモチとした食感で、スープをしっかりと絡め取ってくれます。
麺を啜るのが止まらず、メンマとチャーシューよりも先に麺がなくなるという大失態を犯してしまいました。

チャーシューは薄切りですが、肉肉しい美味しいチャーシュー。
柔らかく煮込まれていて、スープとも良く合います。

極太メンマ。
しっかりとした歯応えで、シャキッとした食感がアクセントになります。
スープにしっかり浸して食べるメンマも薬膳ラーメンの醍醐味だと思います。
チャーシューもメンマも優しいスープを引き立てる名脇役。
どっちも増量して良かった。

味変アイテムも揃っていて、コショウとガーリックパウダー、自家製ラー油、ラーメンだれ、高麗人参酢というラインナップ。
個人的にマストは半分食べ終わったくらいで投入する高麗人参酢。
味がまろやかになって、美味しさが爆上がりするのでオススメです。
食べ終わったあとに思い出したのは心地よい満足感。
あーコレコレってなりました。
満腹感とも少し違った、HPがグイーンって回復するような感じ。
久しぶりに食べても大満足な一杯でした。
御馳走様でした。
未来永劫に引き継いでほしい招福軒の薬膳ラーメン
6年ぶりに頂きましたが、変わらない美味しさ、優しい一杯を味わうことができました。
閉店から数年、再びこの味に味わえたのは、冷静に考えると凄い奇跡だなって思います。
色んな美味しいラーメンを食べ歩いてきましたが、後継者不足で消えていく美味しいラーメンも少なからずあるんじゃないかって考えると、招福軒を復活させてくれた山本さんの功績は計り知れないんじゃないかと思います。
これから先も師匠と一緒に二人三脚でこの味を守り続けて行って欲しいですね。
そういえば、少し前に好来系ラーメンの総本山的な好来道場にも行ったことをこの記事を書きながら思い出したので、近いうちに記事にしようと思います。
名古屋で身体に優しい、元気になれるラーメンを求めるなら、一度は招福軒へ足を運んでみてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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