こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
先日、子供が図書館から借りてきたヨシタケシンスケさんの絵本「このあと どうしちゃおう」を読んでみて、深いな~と思ったので紹介したいと思います。
ヨシタケシンスケの絵本は「このあと どうしちゃおう」を筆頭に有名らしい。
ヨシタケシンスケさんて有名な絵本作家なんですね!
普段、絵本に興味のない僕ですが子供と本屋に行ったときには必ずと言っていいほど目にする「もうぬげない」「りゆうがあります」「りんごかもしれない」などの、絵本の著者でもあります。
「もうぬげない」も子供に人気の絵本らしい。
独特の視点と感性で描かれる数々の作品は子供だけでなく、大人まで引き込まれるようで人気みたいです。
「このあと どうしちゃおう」のネタバレ。
さて、今回読んだ「このあと どうしちゃおう」は死をテーマにした作品です。
簡単にあらすじを書くと、おじいちゃんを亡くしてしまった男の子が「このあとどうしちゃおう」と書かれた、おじいちゃんのノートを見つける。
そのノートには、おじいちゃんが死んだときに「どうしてほしいのか」「天国でどうしたいのか」絵や文字と一緒にユーモアたっぷりに、描かれています。
男の子はそれを読んでわくわくしてきたのですが、「おじいちゃんは天国に行くのが楽しみだったのか?それともホントは逆だったの?」と考えるお話しなんです。
「死」をテーマにした絵本って意外とたくさんあって、重い話になったり悲しくなったり、「泣かせよう」感が伝わってきたりで個人的にはイマイチなんですが、この作品はおじいちゃんが死後について楽しく空想をしていて、おもわずクスッとしてしまう場面が多々あります。
とくに「嫌いなあいつが落ちる地獄」は面白くて、地味に嫌だな~と感じることばかり。
また主人公の男の子が、このノートを読んで前向きに考えたり、おじいちゃんの死を受けとめ、思いを馳せるという終わり方も良かったです。
僕も、数年前に祖父を亡くしたので、子供と読んでいて思わずジーンと来てしまいました。
「死」についてユーモアを交えつつ、真面目に向き合った捉え方をしていて、大切な事を教えてくれる絵本だなと感じました。
子供だけでなく、大切な誰かを亡くした大人にも是非読んでもらいたいオススメの絵本です。
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最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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