こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
先日、2021年人気のお歳暮ランキングの記事を書きました。
記事を書きながら、ふと思ったんですが、お歳暮のマナーって意外と知らないんですよね。
そんな方は意外と多いんじゃないでしょうか?
1年の感謝の気持ちを伝えるためのお歳暮なので、出来るだけ失礼のないようにしたいところ。
というわけで、今回は意外と知らないお歳暮のマナーを調べてみたので、記事にしておきます。
目次
意外と知らないお歳暮のマナー
そもそも誰に贈ればいいのか?
これに関しては、明確な決まりはありません。
あくまでも感謝の気持ちを伝えるのがお歳暮なので、自分がお世話になっていると思う人に贈ればいいです。
基本的に一度贈ってしまうと、毎年贈るのが定番なので、そのことを理解した上で贈る相手を選ぶようにしましょう。
また、夏に贈るお中元も感謝の気持ちを示すものですが、お中元だけ贈ってお歳暮は送らないというのも失礼にあたるそうです。
金銭的な理由などで、両方贈る事が難しい場合はお歳暮だけ贈るようにしましょう。
お歳暮を贈る時期
お歳暮を贈る時期っていつなんでしょうか?
僕は初めて知ったんですが、地域によって若干の差があるみたいです。
東日本 | 11月下旬〜12月20日前後 |
西日本 | 12月13日〜20日前後 |
東日本の方が若干早くて、西日本は遅いですね。
これは古くからお正月の準備が始まる「正月事始め」が12月13日とされていて、年越しの準備に入ってからお歳暮を贈るのが自然な流れと考えられているかららしいです。
年末年始は帰省などで、家を空ける人も多いので、早めに贈るのが良いそうです。
13日〜20日を目安に届くようにするのがベストかもですね。
最近は早めにお歳暮を贈るという人も増えていて、11月から準備をして、12月初旬に贈る方も珍しくないみたい。
お歳暮の相場
いくらくらいのものをお歳暮では贈るのか?
必ずいくら以上という明確な基準はないので、相場について悩む方もいらっしゃると思います。
基本的にお世話になっている人に贈るものなので、安すぎるものは失礼にあたります。
一般的な相場としては、3,000円〜5,000円程度と言われています。
また、特にお世話になっている方には10,000円程度のものを贈る場合もあるそうです。
ここで気をつけなければならないのが、翌年以降にお歳暮の金額を下げるのは失礼にあたるので、毎年贈ることが無理のない金額設定にしておくことが大事です。
ちゃんと熨斗(のし)をつける
これも忘れてはいけないマナーの一つ。
お歳暮を贈る際には熨斗をかけるのが正式なマナーです。
蝶結びの水引が掛かった熨斗紙を使えばいいみたいです。
上書きは水引中央結び目の上に「御歳暮」、名前書きは水引中央結び目の下に献辞よりやや小さめにして「自分の名前」を書くそうです。
書き方のマナーなどは、ネットで検索すると色々出てくるので、その辺の情報を参考にして書けば間違いないと思います。
贈る相手が喪中の場合
贈ったらマズいのかと思いきや、お歳暮はお祝いではないので喪中の方に贈ってOKみたいです。
ただ、贈るタイミングや熨斗には注意が必要です。
まず、不幸の直後の初七日や、法要の際に贈るのは避けましょう。
少しタイミングをずらして、「寒中見舞い」として贈るのが一番無難そうです。
また、熨斗は無地の熨斗紙に「お歳暮」と書いたものを使うそうです。
お歳暮で贈ってはいけない物
- 靴下や下着などの身につけるもの
- 刃物
- 現金や金券
この辺りがお歳暮では贈らない方が言われているものなので、気をつけましょう。
また、お歳暮を選ぶ際には相手の家族構成や嗜好品なども考慮した上で、選ぶようにしましょう。
当たり前ですが、相手が好きなもの、喜ぶものを贈った方が喜ばれますよね。
意外と知らなかったお歳暮のマナーについて調べてみた
当たり前に贈ったり、頂いたりしているお歳暮ですが、意外と知らないマナーもあってビックリしました。
ちゃんと調べておくべきですね。
一年の締め括りに贈るお歳暮です。
ちゃんと感謝の気持ちを伝えて、気持ち良く一年を締め括るためにも、最低限のマナーは守っておきたいですね。
これからお歳暮を選んだり、贈ろうとしている方は、是非参考にしてみてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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