こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
名古屋出張二日目の夜。
今回の出張の目的の一つでもある、東京での会食。
今回連れて行ってもらったのは、代官山にある『WAJO』というイタリアンレストラン。
行く前は僕みたいな凡人には縁も所縁もないお店だろうと思ってて、少しお高いお洒落なお店だろうくらいの気持ちで行ったら、予想の遥か上を行く超絶お洒落で美味しいお店でした。
料理の味はもちろんですが、料理を提供する前後のサービスや演出、シェフのトークなど、普段なかなか体験することのできない経験をさせて頂きました。
せっかくの経験なので、忘れないように忘備録も兼ねて、記事にしておこうと思います。
目次
WAJO
店舗情報
住所 | 東京都渋谷区代官山町18-6 ACN代官山ビルB1F |
TEL | 03-6416-5237 |
営業時間 | 1部 17:30〜、2部 20:30〜 |
定休日 | 日曜日、月曜日 |
完全予約制で、2部制のお店です。
アクセスマップ
土地勘がないので立地条件は分かりませんが、代官山駅から徒歩5分って書いてたので、とんでもなく良い場所にあるんだと思います。
マジで予約の取れないイタリアンレストラン
上でも書いてますが、完全予約制の2部制の営業です。
カウンター席が8席のみなので、1日16人しか食べれない計算。
お店にお伺いした時点で、3月中旬まで予約で満席って聞いたので、マジで予約が取れないお店。
選ばれし者だけが座れる椅子って考えたら、優越感と緊張で吐きそうになりました。
トイレも意味が分からないくらいお洒落。
店名の由来が書かれたお店。
日本酒の杜氏・蔵人に受け継がれる「和醸良酒」という合言葉が由来らしく、「和の心は良酒を醸し、良酒は和の心を醸す」 って意味らしい。
「丁寧に作られた料理をきっかけに、お客様とスタッフ一同が一つの「和」(=輪)となり、最高の時間を過ごして欲しい」という願いが込められているそうです。
2名に対して1台用意されている、アルコール消毒の機械。
最初これが何か分からなくて、たまたま手が上を通過した時にセンサーが反応して、ウワッてなりました。
高級店に行き慣れていない人間への洗礼だったんだと思います。
めちゃくちゃ良い香りのウェットティッシュ。
ウェットティッシュと呼んでいいのか悩むくらい、高級感がありました。
質感も最高で、こんな細かいところまで高級かよって驚きました。
ドリンクとコースのメニュー。
コースに関してはどれだけ眺めても、出てくる料理のイメージが沸かなかったので、スッと端っこの方に置いておきました。
ビールを頼もうとしたら見たことないビールばかりで、もう何を頼めばいいかわかんないねって同僚と話したのが印象に残っています。
ちなみにカウンター8席に対して、キッチンには調理する人が4人。
ホールでサーブする人は2人という、超豪華なシフトが敷かれています。
サーブする2人はどちらもソムリエのバッジを着けていたので、ドリンクを色々相談するのもありだと思います。
出てきたビール。
お洒落すぎる。
セゾン デュボンというベルギーのビールらしい。
グラスが高そうなこともあって、ガブガブ飲んではいけないビールだなと本能的に感じました。
ドリンクが出揃ったところで、シェフの小早川さんの「始めましょうか」という言葉でコースが始まりました。
WAJOのコース料理
覚えている範囲内で、この日食べたコース料理を書き残しておきます。
正直、味やパフォーマンスに圧倒されて、うろ覚え。
最初のひと口
一番最初に出てきたやつ。
何が使用されているか説明聞いたけど覚えてない。
カリフラワーか何かだった気がする。
一皿目にピッタリなクセはない味で、海老が美味しかったのは覚えています。
鮑のフリット
鮑です。
目の前でどデカい鮑が切られて調理されていく様子を見ることができます。
贅沢すぎる。
普段鮑を食べたりしませんが、コリコリして旨味もあって、鮑って最高だなって思いました。
アオリイカ バーニャカウダ
バーニャカウダの上に、薄いアオリイカが乗ったやつ。
バーニャカウダの美味しさに驚いたんですが、もっと驚いたのはアオリイカがナイフでスッと切れたこと。
イカってこんなに切れるもんなの?って思いました。
どんな処理をしてるんだろ?
鮑を秒で食べてしまったので、盛り付けの様子を写真に収めることに成功。
盛り付けはカウンターの中央で行われるんですが、ダウンライトをつけてることもあって、視覚的に楽しむことができます。
マジでエンターテイメントだなって思いました。
そういえば、アオリイカが出る前にこういうのも見せてもらいました。
フォッカチャになるらしい。
目の前でグッて潰してくれます。
アオリイカの後に出てきた、フォカッチャと生ハム。
どちらもめちゃくちゃ美味しい。
お酒のつまみとして最高クラスだと思います。
菊芋 蝦夷鹿
これめちゃくちゃ美味しかったです。
おかわりしたいなと思ったくらい。
菊芋と蝦夷鹿をアレしたやつという程度にしか覚えてませんが、鹿の臭みなどはなく、まろやかで旨味がとてつもなく感じられる一杯でした。
何をどうしたら、こんな料理が生まれるんだ?
車海老の手打ちスパゲッティ
お上品なスパゲッティ。
麺がモチモチして美味しい。
車海老も美味しい。
もっと食べたかった。
鰆 間人蟹
鰆と超貴重な蟹。
間人蟹は京都で獲れる幻の蟹らしく、この蟹を獲る漁船は現在5隻のみらしい。
めちゃくちゃレアな蟹。
美味しいという感想しか覚えてない。
ビールがなくなったので、山崎のハイボールを注文。
いちいちお洒落です。
相方が頼んだスパークリングワイン。
いつも全然飲まないのに、スパークリングワインを頼んだ時は笑いました。
お口直し
メインディッシュ前のお口直し。
確か金柑。
金冠を丸ごと使ってるとのことで、砂糖とかは使ってないって説明だったのに、甘味とか感じられて金柑すごいなと思いました。
シャラン産 鴨
メインディッシュの鴨。
肉の旨みが凄まじい。
お肉の下にレバーペーストがあって、それとの相性も最高で美味しい。
Ancora Fame?
出てきてからのお楽しみ的なやつらしい。
ペンネパスタと豆を使った料理。
おせち料理に入ってそうな味だなと思ってたら、実際にイタリアではお正月に出たりする料理らしい。
シャフの小早川さんがイタリアの有名なお店で12年も修行していた経験があるからこそ、産まれる料理だなってしみじみ思いながら食べました。
お上品なウェットティッシュが再度登場。
ヒノキの香りが素晴らしい。
正直、もらって帰りたいなって思いました。
苺 アーモンド アルネイス
苺のジュレ?みたいなやつの上に、エスプーマされたやつが乗ったデザート。
苺がめちゃくちゃ美味しかった。
結構お腹いっぱいになってるのに、ぺろっといけました。
林檎
メニューには林檎としか書かれていないので、何が出てくるかと思ってたら、とんでもなく美味しかったデザート。
アップルパイの中身みたいなのとアイス。
これがめちゃくちゃ美味しかったんですが、それ以上に驚いたのが仕事の細かさ。
薄切りにされた林檎がミルフィーユみたいに何重にも重なっていて、どんだけ手間がかかる料理なんだと衝撃を受けました。
こういう細かいところも人気店たる所以なんだと思います。
調子に乗って、エスプレッソをダブルで頼んだんですが、濃いエスプレッソに負けないくらい濃厚なデザートでした。
小菓子
最後のデザート。
クリームがチョコやら何やらでコーティングされたやつ。
一瞬で口の中で溶けて無くなりました。
美味しすぎ。
以上で、コース料理は終了。
ご馳走様でした。
非日常を楽しめるお店『WAJO』
普段このような高級なお店に行く機会はないので、とにかく驚きの連続でした。
料理の美味しさだけでなく、演出やサービス、トークなど魅力がいっぱいで、気付けばコースが終わってたって印象です。
とても良い経験になりましたし、勉強にもなりました。
もっと人間的に成長して、こういうお洒落なお店に普通に行けるくらいまでなりたいなと素直に思えましたね。
なかなか簡単には予約が取れないお店ではありますが、一度行ってみると、いろんな刺激を受けることができますよ。
お値段は決して安くはないですが、そのお金を払ってでも行く価値はあるお店だと思います。
機会があればぜひ足を運んでみてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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