福岡市消防局の上級救命講習を受けてきました!大切な人を助けるために、正しい知識と技術を身に付ける事は大事。

こんにちは、Dr.なんくるないさーです。

先日、福岡市消防局で開催されている上級救命講習を受けてきました。
上級救命講習とは、成人・小児・乳児に対する心肺蘇生法やAEDの使い方、応急処置の方法を8時間かけて学ぶ講習です。

僕がこの上級救命講習を受けようと思った理由は、下の子供が歩き出した頃にソファから落ちてしまい、短時間ですが意識が朦朧としてしまった事がきっかけです。

突然のことで僕達も動揺してしまい、救急車を呼べばいいのか?
寝かせればいいのか?
パニック状態になってすぐに行動に移せませんでした。
幸いにすぐに意識がハッキリして大事にはなりませんでしたが、自分の知識のなさを猛烈に反省しました。

小さな子供がいる家庭では、いつ何が起こってもおかしくないんです。
誤飲したり、高いところから落ちたり、溺れたりといつも危険と隣り合わせ。

目の前で大切な人に何か起こったら、冷静に対応できるように知識と技術を身に付けたいと思いました。

今回受講した、上級救命講習では色々なことが学べ、とても勉強になったので、ぜひ記事にしておこうと思います!

福岡市消防局の救命講習の費用は?申込みの仕方は?

受講できるのは、福岡市内に在住・通勤、または通学している人です。

申込みは、電子申請か電話で行うことが出きます。
ただ、希望者が多いのか受講日に対して受付開始日が決められていますので、日程を確認した後に受付開始日を必ず確認してくださいね。

講習は、コースによって3~8時間の短時間で終わるものと数日かけて行われるものがありますが、受講料は無料です。
応急手当普及員講習のみ、テキストを購入しなければならないのでご注意です。

上級救命講習ってどんなことを学ぶのか?

僕が受講した日は受講生が約30名のうち、男性女性がほぼ半分づつでした。
思っていたより若い方も多く、OLやサラリーマンっぽいオフィスカジュアルなスタイルで来ている人や、子供の教育現場で働いていそうな方、グループで申込みされて来ている方もいましたよ。

指導員の方が色々教えてくださり、実技がメインになるので、動きやすい格好で行くのがおすすめです。

心肺蘇生法とAEDの使い方

この講習でのメインと言って良いほど重要なもの。
デモの人形を使って、何度も何度も心肺蘇生法とAEDの使い方を学びました。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸の正しいやり方は、やっぱり見るのと実践するのでは全然違います。
こんなに押していいの?って思うくらい強く、そして早く、絶え間なく行わないといけません。

そして、命を助ける為に大事なAED。

多分今までなら、もし人が倒れていても怖くて使うことが出来なかったと思います。
でも正しい知識があれば、使っても良い人やダメな人が分かるし、重要性がわかるのですぐに使うことができます。

最近はAEDが色々な所に設置されていて、コンビニに置いてある場合もあるそうですよ。
AEDを検索できるアプリもあるので、絶対入れておいた方が良いです。

小児や乳児の心肺蘇生法と異物除去法

僕が一番、身に付けなければならない項目です。
こちらも実際に小児や乳児の人形を使って行ったので、分かりやすく、すごく勉強になりました。

あと、子供の誤飲や食べ物を喉に詰まらせることって普通にありえるので、異物除去法の正しいやり方は、ぜひお子さんがいる方は知って欲しいなと思いました。

止血方法・傷病者管理・搬送法

他にも、止血方法や三角巾を使っての傷の応急処置、傷病者管理や搬送方法も実技で教えてもらいました。
普段の生活の中で起こる、ちょっとした怪我や病気にも応用できることがあり、知っておいて損はないですよ!

筆記試験と実技試験。そして修了証が貰えました!

講習が一通り終わると最後は復習も兼ねた筆記試験・実技試験が行われます。
講習を真剣に受ければ簡単に解ける問題なので、それほど難しくは無かったです。
実技試験は心肺蘇生法からAEDまでの流れを1人で全て行いますが、何回も練習したのに本番はやっぱり緊張しましたww
試験の後は、アドバイスなどを頂けますよ。

最後まで講習を受けると、名前入りの修了証が頂けます。

今日1日頑張ったのですごく嬉しいし、誇らしいです!

それと講習の指導をして頂いた職員の方々、とてもユーモアがあって楽しい講習会でした。
分からないところは丁寧に教えて頂いたし、質問がしやすい雰囲気で、勉強になることばかりでした。
本当にありがとうございます。

沢山の人に救命講習を受けて欲しいと思う。

今回、子供のことがきっかけで上級救命講習を受けましたが、改めて心肺蘇生法やAEDの重要性を考えさせられました。
病気や事故などにあって、心臓や呼吸が止まって亡くなる人は年間で約7万人もいるそうです。
高齢者や体が弱い方に限らず、健康な方や子供だって突然心臓が止まることは普通にありえるんです。
救急車が到着するまでに、1秒が命取りになる状況で、心肺蘇生法やAEDが使えたら、救われる命があります。

救命講習を受け、正しい知識と技術を身に付ける事で、もしもの時に動ける勇気が持てた気がします。

命に関わる大切なことですし、社会人になると時間を取るのが難しくなるので、大学や新卒入社時のオリエンテーションに積極的に取り入れて、もっと沢山の人に知って貰えると良いなと思いました。

興味がある方は、お住まいの地域名と「救命講習」で検索をかけると探すことが出来ますよ。

ぜひ、救命講習に行かれる方は参考にされてくださいね!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。