こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
お子さんの夏休みの宿題で最も苦労するものと言えば、読書感想文ではないでしょうか?
小学生の低学年だと、長い本は読めない、なんて書けば言いか分からない、そもそも感想なんて「面白かった」くらいしかない。
我が家の息子も、今年初めて読書感想文の宿題を出されたのですが、何冊読んでもいまいち感想文が書けません。
2年生ですが、原稿用紙3枚分って結構長いんですよね~。
もちろんアドバイスはしますが、あまり長い本を読んだ事がないので内容が頭に入ってこないようです。
読書感想文は本選びが一番重要なので、せっかくなら息子に気に入った本を選ばせようと思い、本屋さんで一緒に探すことにしました。
選んだ本は「ノラネコぐんだんと海の果ての怪物」
以前、記事にもした「ノラネコぐんだんシリーズ」の絵本から読み物が出たそうでこちらに決めました。
せっかくなので紹介しておきます。
絵本から読み物に移行できるように描かれている名作。
息子がノラネコぐんだんシリーズが好きなのもありますが、作者の工藤ノリコさんが絵本が好きな子供が少しずづ大きくなって、長い本が読めるように描かれたそうで、それが購入の決め手になりました。
全ての漢字に読み仮名がふってあり、短い文で区切っているので、ストーリーは絵本と比べると長いですが、非常に読みやすいです。
100ページほどありますが、息子でも1時間ほどで読むことが出来ました。
絵本のテイストを崩さず、ノラネコぐんだんがやりたい放題。
挿絵はモノクロで少ないですが、絵本でのキャラクター設定がハッキリしている分、子供もストーリーを想像しやすいみたいでした。
もちろん、絵本を読んだ事がないお子さんでも楽しめるお話になっていますよ。
あらすじを簡単に説明すると、ノラネコぐんだんがとある理由で魚のお姫様を怪物から救いに行くという冒険物語です。
頭の中がいつも食べ物のことでいっぱいなノラネコぐんだんですが、今回はお姫様を助けるためにかっこよく活躍しています!
出来ればフルカラーで挿絵も見たかったけど、読み物として想像力をつける為には、きっとモノクロの方が良かったんだと思います。
最後も次回作が出来そうな終わり方だったので、この読み物シリーズが続けばいいな。
低学年のお子さんにオススメのボリューム感。読書感想文にも最適。
あれだけ読書感想文に苦戦していた息子ですが、ノラネコぐんだんと海の果ての怪物を読んで、何とか読書感想文を完成させる事が出来ました。
長い読み物が苦手なお子さんでも読めるように工夫されていますし、絵本から読み物に移行させたいお子さんにもオススメの一冊です。
ぜひ、興味のある方はお子さんと一緒に読んでみてくださいね!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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