ポエトリーリーディングって素敵だなと思った話。

こんにちは、Dr.なんくるないさーです。

先日音楽を聴いて涙が出るという衝撃体験を初めてしました。
35年生きてきて、初めての経験です。
映画で感動して涙が出てとかはありましたが、音楽で泣かされるのは初めて。

涙を流したのがこの曲。

神門(ごうど)さんというアーティストの『紅しょうが』という曲。
知り合いのオーガナイザーさんが亡くなって、その人との思い出などを歌ってる曲なんですが、何故か初めて聴いた時涙が止まりませんでした。

可愛がってくれた叔父さんが亡くなった直後ということもあって、感情がリンクした部分もあったとは思いますが、歌にここまで心を揺さぶられて、涙が出るという経験は衝撃でした。

僕の心をここまで揺さぶる、ポエトリーリーディングって面白いなと思ったので、ポエトリーリーディングの魅力を記せたらなと思いながら、今回の記事は書いていきます。

というわけで、ポエトリーリーディングを全力でお勧めする記事です。

ポエトリーリーディングとは?

ポエトリーリーディング (英語: poetry reading) は、主に詩人が自作の詩を読み上げる行為を指すが、20世紀後半からは特にライブハウスなどの会場で詩を朗読するパフォーマンスを意味する場合が多い。
ラップミュージックにのせて詩を読むという形態もある。

※Wikipediaより抜粋。

Wikipedia先生にはこのように書かれています。
僕も詳しくないので、色々調べてみましたが、明確な定義は見つかりませんでした。

大きな括りだとヒップホップやラップのようなジャンルに含まれるみたいだけど、ヒップホップやラップとは違うという意見もあったり。
色々調べた中で一番しっくり感じたのは「曲やリズム(ヒップホップぽいトラックが主流のようです)にのせて、詩を朗読する」でした。

ヒップホップのようでヒップホップではない、不思議なジャンル。
積極的に韻を踏むこともなく、フリースタイルみたいに誰かをディスることもない。
歌い手の心情がそのまま歌詞になっていて、ものすごく世界観に引き込まれます。

言葉で伝わらないかなとは思いましたが、僕の感覚だとポエトリーリーディングってこんな感じです。
観て、聴いてもらった方が早い気がする。

ポエトリーリーディングと出会ったきっかけ

僕がポエトリーリーディングのことを知ったきっかけを遡ると、約8年くらい前でした。

初めて聴いたポエトリーリーディング

初めて聴いたのがこの曲。
不可思議/wonderboyさんの『Pellicule』という曲です。
「ポエトリーリーディング 名曲」とかで検索したら、絶対に出てくるぐらいの名曲です。

昔からヒップホップとかをかじる程度に好きだった僕に、当時勤めていた会社の人が教えてくれたのがこの曲でした。
その時はポエトリーリーディングという言葉も知らないし、今まで聴いたことない感じの曲だなと思ったくらい。

不思議な感じの曲だけど、何か胸にグッとくるものがあるなと思ったこと、僕がこの曲を知った時に不可思議/wonderboyさんは既に亡くなっていると知って、「え、マジで!?」と思ったのを覚えています。

ポエトリーリーディングにのめり込むきっかけになったブログ

そこから話は最近まで一気にワープします。

僕は仕事柄ということや自分でこうしてブログを書いてるということもあり、結構いろんな人のブログを見て回ってます。
面白いブログからタメになるブログと、ジャンルは関係なく色々読みます。

その中でたまたま見つけて、読んでみたらめっちゃ面白いやんってなったのが「LIGブログ」
東京にある会社さんで、企業のPR記事だったり、ゲストハウスを運営したり、様々な事業を手掛けている会社さんです。
会社の詳細はHP見た方が早いと思うので割愛しますが、その中で面白いなーって思ったのが野田クラクションベベーさんです。
株式会社LIGに入社してすぐにアメリカ横断させられたり、ひとりぼっちで日本一周したり、やってることがぶっ飛んでて本当に面白いです。
今現在は長野でサウナを運営してるという破天荒人生。

そんな野田クラクションベベーさんが会社の企画?で、旅するバンド「旅と音楽」というものに参加し、ラッパーデビューします。
いろんな地域を訪れ、音楽でその土地の素晴らしさをPRするという企画。
その「旅と音楽」に関するブログも面白いんですが、読み進めていくうちに気になり出したのが、観音クリエイションさんです。
ぶっ飛んでて、面白いなーって思って調べたら、個人でもブログをされていて、そっちも読み始めました。

観音クリエイションさんのブログは控えめに言っても、めちゃくちゃ面白いです。
LIGブログよりもぶっ飛んだ世界観なんですが、文章の書き方や言葉のセンスが本当に上手で、めちゃくちゃ引き込まれます。
それなのに真面目な記事とかもあって、メリハリもすごい。
おそらく同い年というところもあって、全ての記事を読み漁りました。
個人的にはイベントで酒飲みまくってる頃の記事が面白くてお勧めです。

そんな観音クリエイションさんですが、メインの仕事はトラックメーカーで、色々なアーティストにトラックを提供されています。
そして、不可思議/wonderboyさんの『Pellicule』のトラックを提供しているのもこの人です。
この事実を知った瞬間の衝撃は未だに覚えていて、「マジか!?」ってなったのを覚えています。
繋がるというか、初めて知った曲のトラックを、面白いなと思ったブログを書いてる人が作ったという偶然。

これをきっかけに僕はポエトリーリーディングにのめり込んでいきます。

ポエトリーリーディングの自由さに魅力を感じた曲

観音クリエイションさんのブログを読み漁って、色んなポエトリーリーディングのアーティストを知ることになりました。
イベントに参加して飲みまくってる時の記事でも、色んなアーティストが登場するので、そこから検索とかをしました。

この曲は結構な頻度で観音クリエイションさんのブログに登場する、狐火さんの曲で「フライング缶ビール」という曲です。
のんべぇの気持ち、人見知りな人の気持ちを歌ったであろう、個人的に超名曲です。
ちなみにこの曲のトラックも観音クリエイションさんが提供されてます。

狐火さんの曲は歌詞がストレートで、共感できたりするものが多いです。

ちなみに狐火さんは派遣社員として働いてますが、2012年にはサマーソニックのオーディションで1,000組のバンドを黙らせ出場を果たし、翌年2013年には日本一のHIPHOPフェス『B-BOY PARK』にも出場したという凄い方です。
この2イベントに出場したラッパーはKREVAと狐火さんだけらしいので、めちゃくちゃ凄い方ですね。

この人のライブの動画見ると、マジで引き込まれますよ。

ここら辺から手当たり次第、いろんな音源聴いてハマっていった感じです。
言葉で説明するより、動画を観てもらった方が早いです。

好きな曲の動画をいっぱい貼っておく

というわけで、観音クリエイションさんのおかげで知ることができた歌い手の好きな曲を手当たり次第貼っていきます。

パッと思いついたやつを貼り付けまくりました。
良ければお聴き下さい。

一度は聴いてみて欲しい ポエトリーリーディング

というわけで、今回は完全に自己満足な内容でお送りしました。
少しでもポエトリーリーディングの魅力を知ってもらえたらなと思います。
こんなこと言ってますが、僕自身ライブに行った訳でもないですし、知識がある訳でもありません。
詳しい方からすれば、何言ってんだ的な事もあるかもしれません。

ただ、僕がポエトリーリーディングに心を動かされたことは事実です。
紛れもない事実。

ネットで検索すると、「ポエトリーリーディング 気持ち悪い」とか出てきますが、これは好みの問題でしょう。
僕自身も万人受けするジャンルではないと、『Pellicule』を初めて聴いた時に思いましたから。

でも、歌い手の心情がそのまま歌詞に乗るからこそ心に響くし、僕でいう狐火さんみたいに、自分と同じような感覚の歌い手を探すという楽しみもあるんじゃないかなと思います。

良かったら聴いてみてくださいね。

という訳で、自己満足的なポエトリーリーディングを全力でお勧めしたい記事は以上となります。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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