新海誠監督の最新作「天気の子」を見に行った感想。

こんにちは、Dr.なんくるないさーです。

先日、「君の名は。」で有名な新海誠監督の最新作『天気の子』を小学生の息子と見に行ってきました。

「君の名は」はテレビでの放映でチラッと見たくらいで、あまり詳しくないんですが、子供が大好きな作品です。

タイムリープものって、大人でも理解するのが難しいので、果たして小3の息子は何にそんなにハマったのか?

息子
君の名はと同じ人が作った映画だから「天気の子」も見たい!!
「君の名は。」ちゃんと見てないけど、とりあえず連れて行くか。。。

結果、一緒に見に行くことになりました。

どういった内容か?

前情報がないまま見に行ったんですが、想像以上に面白かったし、映画の中の世界観に引き込まれました。

わざわざ映画館で見て良かったです。

これから見る方も多いと思いますので、ネタバレしない程度に感想を書いていきたいと思います。

ファンタジーとリアルが絶妙に混ざった映画

物語の舞台は雨が降り続く東京。
家出してきた少年・帆高と100%晴れを呼ぶことのできる少女・陽菜が出会い、
運命に翻弄されながらも成長していく物語。

見たことのある建物や実際にあるお店なんかも出てきて、かなり現実の世界とシンクロする部分があります。
例えば、主人公たちがローソンのからあげくんを食べていたり、ヒロインはマックでバイトしてたりします。

この映画は色々な企業が協賛していて、実際に作品の中に登場させることで、かなりの宣伝効果があるんでしょうね。

CMなんかでもコラボしてますしね。

ヒロインの陽菜は、とあることがきっかけで天候を操ることができるようになるんですが、ファンタジーな要素と近年の異常気象を絶妙に織り交ぜた世界観で、ストーリーがすーっと入ってきます。

個人的には全編を通して、「君の名は」より物語が分かりやすかった気がします。

映画を盛り上げる音楽と映像美

今回も主題歌や音楽はRADWIMPSが担当。
僕も大好きなグループなので、これは本当に嬉しいです。

前作のインパクトが強すぎて、どうしても比較されてしまいがちですが、想像のさらに上を行く、今回も素晴らしい出来でした。

映像も同じく、雨や空の描写が多いのですが、迫力があって本当に綺麗でした。

この映像美と音楽が合わさって、2倍も3倍も作品の良さを引き出してるんじゃないかな・・・。

これは映画館で見ないと、本当にもったいないですよ。

前作とリンクする嬉しいサプライズ

若干のネタバレになってしまうのですが、前作「君の名は。」に出ていた主要人物たちが本作にも出てきます。

これは全然知らなかったので、息子が大喜び。

とてもファンが多い作品だったので、これは嬉しいサプライズですね。

誰が出てくるかはあえて書きませんが、気になる方は注意しながら見てみてくださいね。

大人目線で見れば突っ込みたくなる所もある

物語のテンポもいいし、分かりにくい演出もないので、小学生の息子にも面白かったようです。

ただ、主人公がどうして家出をしたのか?とか、子供がそんなことしていいの?ってシーンは多いので、大人目線で見れば共感できない部分は沢山ある。

主人公達の自分本位な考え方が納得いかないと厳しい意見も多いですが、そこは現実世界ではなくアニメなので、あえて突っ込まず、作品を見た方が楽しめると思います。

個人的にはとってもおすすめの映画

家出や子供だけの生活、異常気象など決して明るいテーマではないけど、自分たちの進む道を選択して行動していく主人公達を描いた物語。

監督のインタビュー記事を読んだんですが、「観客とコミュニケーションを図りたい」と、あえて賛否が巻き起こるような部分も織り込まれているそうです。

色々な意見があって、作品の感じ方は人それぞれ違うのは当たり前。
個人的には面白かったし、映画館で見られて良かったなと思いました。

ぜひ、気になる方は見に行ってみてくださいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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