こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
今回は名古屋市千種区の住宅街にひっそりと佇む、名古屋ご当地ラーメン、好来系ラーメンの総本山『総本家 好来道場』を紹介します。
結構前に訪れていたんですが、そういえば記事にしてないなってことに先日『招福軒』の記事を書いた際に気付いたので、遅ればせながら記事にしておきます。
薬膳ラーメンを語る上で絶対に一度は行くべきな名店です。
『総本家 好来道場』
「こうらいどうじょう」って読みます。
歴史を感じる店構え。
店舗情報
| 住所 | 愛知県名古屋市千種区春岡通6-1-16 |
| TEL | 052-735-3655 |
| 営業時間 | 11:00〜14:00 |
| 定休日 | 日曜日 |
営業時間が短いのと定休日が日曜日ということもあって、なかなか行けなかったお店。
今回は土曜日の朝ジム終わりに行ってきました。
土曜日ということもあってか、かなりのお客さんがいました。
行列必須なお店なので時間には余裕を持って行った方がいいです。
アクセスマップ
最寄駅は地下鉄桜通線の吹上駅で1番出口より徒歩約6分らしい。
お店指定の駐車場も数台ありますが、この日はすでに満車だったため、近くのコインパーキングを利用しました。
好来道場の歴史
『総本家 好来道場』についてはネット上にたくさん紹介されているので、この記事では簡単に紹介する程度にしておきます。
名古屋のご当地ラーメンとして有名な「好来系」と呼ばれるジャンルのラーメン。
その原点、発祥と言われているのがここ『好来道場』なのです。
創業は驚きの1959年。
めちゃくちゃ歴史のあるお店で現在は3代目が切り盛りしているそうです。
そして、この『好来道場』で修行されたお弟子さん達が独立して、好来系ラーメンというジャンルを築き上げているそうです。
先日ブログにした招福軒の松浦さんもここの出身。
ちなみに昔は『好来道場』ではなく、『好来』って名前だったらしい。
だから、お店の外観も好来ってなってるんですね。
好来系の総本山『好来道場』の一杯を堪能
お店の中も外もお客さんがかなり待っている状態。
先に注文だけ済ませて順番を待ちます。
今回は普通の松(1,000円)にとろろ昆布と焼き海苔をトッピングした快老麺(+100円)を注文。
30分ほど待って、カウンター席に案内されます。
着丼。
とろろ昆布が全てを覆い尽くす、圧倒的な存在感。
これも一種のインスタ映えなのかもしれない。
まずはスープから。
鶏ガラ・豚骨・魚介・根菜をじっくりと煮出したスープはしっかり旨味を感じつつ、とにかく優しさ味わい。
最初の一口を啜った瞬間、湯船に浸かった時みたいに「あぁー」って声が出ます。
これぞ好来系だって思えるスープ。
とろろ昆布が少しずつ溶けていくことで、スープがよりまろやかに変化していきます。
麺は中太のストレート麺で、もちもちとした食感が特徴的。
スープのとろみをしっかり持ち上げてくれて、食べ応えも抜群です。
優しいスープとは対照的な肉肉しいチャーシュー。
肉厚で噛むたびに旨味がじゅわっと溶け出します。
これだけだと若干塩気が強く感じますが、スープの優しい味わいと調和していて絶品なんですよね。
メンマも滋味深いスープをしっかりと吸っていて美味しい。
チャーシューもメンマも主役級に美味しいんですが、主張し過ぎず、一杯のラーメンとして完璧なバランスです。
さすがは総本山の一杯。
後半は味変を楽しみましょう。
コショウやガーリックパウダー、自家製ラー油と豊富に味変アイテムが揃えられていますが、好来系ラーメンといえば高麗人参酢の一択だと思います。
高麗人参酢を少し加えると、まろやかな味に締まりが出てスッとキレのある後味に。
入れ過ぎると酢の味でラーメンの味がぶっ壊れるのでご注意を。
やっぱり好来系ラーメンは食べれば食べるほどに身体が元気になりますね。
ご馳走様でした。
『総本家 好来道場』の一杯は総本山の名にふさわしい一杯でした
初めて快老麺を食べましたが、普通の好来系ラーメンとは一味違って美味しかったです。
ここで修行した人達のみが好来系ラーメンを名乗れるわけですが、そりゃ美味しいよなって思うくらい納得の美味しさでした。
ここから独立した人達が作るラーメンが不味いわけない、招福軒が美味しいのも納得です。
好来系ラーメンを語るなら避けては通れないお店だと思います。
日曜定休だし、めちゃくちゃ行列できるし、結構難易度高めですが、一度は絶対に食べるべきと言える一杯でした。
好来系ラーメンが好きな人は是非。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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