こんばんは、Dr.なんくるないさーです。
今回もお送りさせて頂く健康日記。
私ごとではありますが先日お客様先でカイロプラクティックの施術を受けさせて頂き、バキバキしてもらってきました。
先生から一言、『だいぶ疲れが溜まってますね。』
そうなんです、、、
昔に比べて疲れは取れないし、肩は凝るし、着実に体は高齢者に向かってます。
なんとか改善していきたいものです。
していきましょう。
さて今回も前回に引き続き、健康な体を手に入れるための食生活改善方法について綴っていきますよ。
目次
そもそも食生活を改善する理由って?
食生活を改善することをテーマに綴る健康日記な訳ですが、そもそも食生活改善がなぜ必要なのか?
健康になりたいから?
それはもちろんですが、ちゃんとした理由があるみたいなので、書いておきます。
まずは体の成長の仕組みから。
人間の体は生まれた時からエネルギーを消費しながら成長していきます。
その成長は細胞が分裂を繰り返すことで行われるわけですが、その細胞分裂にも当然エネルギーを消費しています。
若い頃はいわゆる糖質をエネルギーとしていて、筋肉や皮膚、赤血球など成長を促す主な細胞の活動源になります。
この仕組みを『解糖系』っていうみたいです。
お腹が空いたり、疲れた時に甘いものを食べたくなるのもそのせいかも?
それとは別に脳や心臓など一生動き続ける臓器の活動源もあります。
それがいわゆるミトコンドリアです。
ミトコンドリアが働くことで、脳や心臓などの臓器を動かしてくれているわけです。
この仕組みを『クエン酸回路』っていうみたいです。
クエン酸って馴染みがある言葉ですね。
柑橘系の果物や梅干しを食べた時に酸っぱいと感じさせる成分をクエン酸といい、疲労回復などの効果がると言われているあいつです。
意外と体にとって大事なやつみたいです。
歳を重ねるとこの仕組みに変化が起こる!?
歳を重ねるにつれてこの仕組みに変化が起き、『解糖系』から『ミトコンドリア系』へ体の仕組みが変わっていくらしいのですが、実は食生活がここに影響してくるらしいんです。
というのが食生活の乱れや、運動不足がこのミトコンドリアを減らすという恐ろしいことが起きるわけです。
そもそもミトコンドリア1つの細胞に数千個存在するわけですが、当然細胞の一部なので年齢とともに減少していきます。
その時期に暴飲暴食や甘いもの、パンなどの糖質中心の食生活を繰り返すとミトコンドリアの減少に拍車をかけることになっていきます。
ミトコンドリア系に変わろうとしている時期に、ミトコンドリアを減らすという暴挙をしていたら、そりゃ体もおかしくなりますよってわけです。
私は自分の体を死に向かって追い込みをかけてしまってるんですね。
その結果として、食生活と体の仕組みとのバランスが崩れ、前回述べた『代謝の低下』が起こるわけです。
その最悪な事態を避けるために体の仕組みのバランスを整える必要があるんです。
言ってしまえば、その整える方法が食生活改善への取り組みなんです。
食生活の改善で代謝の低下を防ぐ方法。
では、どのように食生活を改善し、『代謝の低下』を防ぐのか?
それを知っていたら、とっくに実践してるって話ですが置いときましょう。
ざっくりと食生活改善のポイントを紹介しておきます。
要は体にとってマイナスなことをしなければいいって考えでいきます。
糖質中心の生活から抜け出す。
糖質中心が良くないということは先程お伝えした通りです。
糖質を摂りすぎると、体内のたんぱく質と糖質が結合し変異することがあります。
もちろん体にとってはマイナスです。
ガン細胞も糖質を元にエネルギーを作る細胞から変異するらしいので恐ろしいです。
つまり炭水化物を摂取するときのバランスを考えて、食事することが大事ってことです。
塩分の取りすぎにも注意。
当たり前といえば当たり前ですが、塩分の取りすぎにも注意が必要です。
というのも、塩分を大量に摂取すると血中の塩分濃度が上昇し、細胞のミネラルバランスが崩壊してしまうそうです。
その結果として『代謝の低下』が起きてしまうわけです。
辛い食べ物や濃い味付けが好きな人は要注意です。
体を冷やさない。
これだけ聞くと食生活とは関係ないように聞こえますが、実は関係大アリなのです。
体が冷えてその状態が続くといわゆる冷え性になるわけですが、体が冷えてくると先程の『解糖系』の細胞の働きが活発になるんです。
当然この細胞の働きが活発になると、体の仕組みのバランスが崩れ、『代謝の低下』を引き起こします。
逆に『ミトコンドリア系』の細胞は温かい体で活発に働いてくれます。
つまり体を温める、代謝を低下させない食事を摂ることが、結果的に『代謝の低下』を防ぐことにつながるわけです。
腸の中を綺麗にする。
代謝を高める方法として、免疫力を上げるという方法もあります。
免疫力が高ければ、体も丈夫になるイメージってありませんか?
ただ、この免疫力は腸の状態、環境に大きく左右されると言われていて、ここにも食生活が大きく関わっています。
腸内に悪玉菌が増えると免疫力は下がると言われていて、いわゆる便秘がこの状態です。
つまり乳製品などをしっかりと摂取して、お通じを良くすることが腸内の環境を整え、免疫力や代謝を高めることに繋がるわけです。
体内の毒素を排除する。
毒という言葉だけでも体内から排除したい気分ですよね。
ただ、皆さん自分でも意識せずにこの毒素を摂取しているんです。
例えば、食品添加物や魚介類に含まれる水銀やヒ素、農薬などがこれにあたります。
あとは体が糖質などからエネルギーを作るときに発生する活性酸素も体には毒です。
体内で毒を作っちゃってます。
そして、この毒素が老化を進め、結果的に『代謝の低下』を引き起こします。
なので食事を通じて、体内の毒抜きいわゆるデトックスが必要なのです。
じゃあ、何を食べれば食生活の改善になるのか?
何を食べれば『代謝の低下』を防げるのか?
体が健康になるのか?
ほんの一例ではありますが、効果的な食材を紹介しておきます。
目的 | 食材 |
糖質中心から脱却する | 玄米、大根、トマト、ブロッコリー、キャベツ、玉ねぎ、etc |
塩分の取りすぎを防ぐ | 牡蠣、大根、ニンニク、ブロッコリー、人参、りんご、納豆、ジャガイモ、昆布、etc |
体を冷やさない | 白米、玄米、牛肉、豚肉、鶏肉、鮭、青魚、牡蠣、ゴマ、ニンニク、りんご、レモン、納豆、大豆、鶏卵、ジャガイモ、ヨーグルト、ゴマ油、ハチミツ、酢、etc |
腸の中を綺麗にする | 白米、玄米、青魚、大根、トマト、ブロッコリー、人参、キャベツ、玉ねぎ、りんご、納豆、ジャガイモ、昆布、ヨーグルト、オリーブ油、ハチミツ、etc |
体内の毒素を排除する | 鮭、青魚、大根、トマト、ブロッコリー、人参、キャベツ、玉ねぎ、ゴマ、りんご、レモン、ぶどう、納豆、大豆、鶏卵、ヨーグルト、ゴマ油、緑茶、酢、etc |
ざっくり紹介してみましたが、別に特別な食材とかでもなく、普段目にすることも多い食材たちです。
それぞれの食材の特性、栄養素を理解した上で、食べ合わせることで体にとってプラスの効果を発揮するわけです。
それこそが食生活改善の方法であり、『代謝の低下』を防ぎ、健康な体を手に入れるための取り組みなのです。
では、これらの食材をどのように摂取していけば、体にプラスなのか?
このままの勢いで食事法や食材の特性の説明までいきたいところですが、今回はこの辺で。
気になる続きは次回に持ち越します。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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