こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
仕事で九州各地を回ることが多いのですが、そんな出張時の楽しみの一つがご当地ラーメン。
博多の豚骨ラーメンだけではなく、その地方ごとに特色のあるラーメンを食すのが楽しくて仕方がないです。
今回足を運んだのは鹿児島。
以前も鹿児島で食べたラーメンは紹介しましたが、今回は王道の鹿児島ラーメン。
鹿児島ラーメンといえば?という質問で、高確率で出てくるラーメン屋さん『ラーメン専門 こむらさき』です。
さっそく紹介していきます。
目次
鹿児島市は天文館にある『ラーメン専門 こむらさき』
店舗情報
住所 | 鹿児島県鹿児島市東千石町11-19 |
TEL | 099-222-5707 |
営業時間 | 月・火・水 11:00~20:00 木 11:00~16:00 金・土・日 11:00~21:00 |
定休日 | 毎月第3木曜日 |
WEB | ラーメン専門こむらさき 公式サイト |
曜日によって営業時間が若干変わるので、注意が必要です。
アミュプラザ鹿児島の中にも店舗があるらしいですが、こちらの天文館店が本店とのことです。
アクセスマップ
鹿児島でも随一の繁華街、天文館の中にあるのでアクセスは抜群にいいです。
アクセスが良いだけあって、周りには他にもラーメン屋さんがちらほら。
気になりながらも、今回の目的のお店へ向かいます。
1950年創業とは思えないおしゃれな店舗
商店街の中を突き進むと、結構簡単に見つかりました。
こんなにデカデカと看板あったら、探すのには苦労しないよねww
なんか外観もスタイリッシュでおしゃれです。
1950年創業の老舗ラーメン屋とは思えないですね。
お昼時を過ぎてたこともあり、特に並ぶ事なく入店できました。
前回はめちゃくちゃ並んでて、秒で諦めたんですよね。
料金は前払い
入店してすぐ「先にお支払いをお済ませください」と促され、どこで支払うのかで一瞬戸惑う。
店内を見渡すと、左手にレジが見えたので、そちらに向かいます。
食券購入のスタイルじゃないんだとか思ってたら、いきなり料金にビックリしました。
ビックリして写真撮り忘れたので、文字でメニューを書いときます。
ラーメン(鹿児島黒豚チャーシュー入り)
- 並盛・・・1,000円
- 大盛・・・1,300円
- 小盛・・・700円
ラーメン(チャーシュー無し)
- 並盛・・・900円
- 大盛・・・1,200円
- 小盛・・・650円
サイドメニュー
- ごはん・・・100円
こんな感じです。
結構強気な料金設定で、一蘭かよ!?と思わず突っ込みたくなりました。
ネット情報によると、鹿児島の老舗ラーメンではこれは一般的だそうです。
地域性なんでしょうね。
とはいえ、せっかく来たので、鹿児島黒豚チャーシュー入りを注文。
調子乗って、黒豚ミニ丼も頼んでしまいました。
支払いを済ませると、こんな奴が渡されます。
これでオーダーがわかるようになってるんだとか。
カウンター席に案内され、食券?を置いて、待つという感じです。
オープンキッチンが印象的な店内
印象的だったのが、このオープンキッチン。
ラーメン屋はどこもオープンキッチンと言えば、オープンキッチンなんですが、こむらさきはオシャレなレストランみたいなオープンキッチンです。
コの字型になったカウンター席のどこに座っても、ラーメンが作られていく過程を見て楽しむことができます。
公式サイトによると、創業当初からこのスタイルだったらしいので、創業者すごいなって思いますよね。
鹿児島ラーメンあるある
鹿児島でラーメンを食べる時に必ずと言っていいほど提供されるのがこちら。
お漬物。
絶対出てくる上に美味しいんですよね。
卓上調味料はこんな感じです。
塩があるのがめずらしいですね。
貼り紙にも「塩味加減は調節できる」と書いてあったので、結構重要なポイントなのかも?とか思いながら、ラーメンを待ちます。
とりあえず、ラーメンが作られていく過程を見るのが、めちゃくちゃ楽しいです。
盛り付けをした後に、スープを注ぐスタイルは初めて見ました。
これも鹿児島独特のスタイルなんだとか。
こむらさきのラーメンを実食
オープンキッチンでラーメンが完成するまでの過程が全て見れるので、このラーメンがおれのかな?→違う人のラーメン的なことを2〜3回繰り返しているうちにラーメンが到着しました。
これ並盛なんですけど、結構ボリュームがあります。
二郎系ラーメンみたいですよね。
博多ラーメンみたいな豚骨の臭いはしません。
まずはスープから。
めちゃくちゃ優しい味で驚き。
一瞬だけ、少し塩味が効き過ぎてるなとも思いましたが、慣れてくるとそれも良い感じで、絶品なスープです。
これまたネット情報ですが、豚骨臭さを消すために、豚足と豚頭でダシを取り、鶏ガラや椎茸などの野菜を組み合わせたスープなんだとか。
鹿児島は豚骨鶏ガラのスープがオーソドックスみたいですね。
麺もまた印象的で、一見するとそうめんのような白い麺。
食べてみると、意外にもコシがあって、ビーフンを食べているような感覚なんですが、塩味の効いたスープとめちゃくちゃ合います。
これまたネット情報ですが、この麺はかん水を全く使用せず、蒸気で麺を蒸して、そのあと麺を1日乾燥させているそうです。
そうすることで、モチっとした独特な食感と強いコシ、独特の風味が生まれるんだそうな。
具材も細かくカットされていて、麺と一緒にすすれます。
キャベツやチャーシュー、麺とスープがしっかり絡み合って、この一体感は絶妙です。
チャーシューも鹿児島黒豚チャーシューの名に恥じないクオリティーで、食べ応えや味、風味がしっかりとあって、ただただ美味しい。
色々具材が入ってるし、スープも独特なんだけど、全てが綺麗に絡み合って、とても美味しいラーメンに仕上がってます。
「よくかき混ぜて食べてくださいね。」と言われたのを完全に忘れていたんですが、最初からかき混ぜて食べた方が絶対に美味しいと思います。
こりゃ美味いですね。
途中からニンニクを足して食べるのも、個人的にはおすすめです!
忘れてましたが、黒豚ミニ丼です。
黒豚チャーシューが乗っかって、タレ的なものがかかっているだけなんですが、これ普通に美味しいです。
シンプルだからこそ、黒豚チャーシューの味が際立つし、何より塩っ気のあるラーメンとめちゃくちゃ合うんですよ。
最初は食べれるか不安でしたが、普通に完食できました。
ごちそうさまでした。
鹿児島ラーメン専門店こむらさきのラーメンを食べてみた感想
正直、最初は行くかどうか悩んだお店だったんですが、結果的には大満足でした。
ネットの評価を見ると、本当に賛否両論で、これぞ鹿児島ラーメンという口コミもあれば、高いしまずいという口コミもあったので。
食べてみた正直な感想としては、好みが分かれるだろうなというところですね。
本当一蘭と一緒ww
細かく具材がカットされていて、スープや麺に絡みやすくしているあたりの手間などを考えると、料金設定にも納得できますし、何より70年以上の歴史を持つということが、人気店である証明かなと思います。
普段鹿児島ラーメンを食べる機会はあまりないですが、博多ラーメンとは違った味わいで全然楽しめました。
鹿児島ラーメンもどんどん開拓していこうって思えますね。
賛否両論分かれるとは思いますが、個人的には一度は味わって欲しいラーメンです。
鹿児島に行く機会があれば、是非一度ご賞味くださいな。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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