こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
最近沖縄のことを聞かれることが多いという経緯もあって、前回は沖縄に4年住んでみて良かったと思うところを記事にしてみました。
今回は前回と逆で、住んでみて悪かったというか、ちょっとな、、、みたいに感じたことを記事にしておこうと思います。
良かったところもそうですが、やっぱり実際に住んでみないとわからないことって結構多いです。
良いところだけでなく、悪いところも分かってた方がいいと思うので、今回は心を鬼にして書いていきます。
というわけで、沖縄に住んでみて悪かったと思うところ編です。
目次
沖縄に移住して、4年間住んでみて悪かったと思うこと
「うちなーたいむ」などの県民性
県民性といえばそれまでですが、移住してしばらく苦しめられました。
みんなゆるいというか、のんびりしてます。
仕事を始め、普段の生活でもマジでのんびりしてます。
時間や期限を守らない人は結構ざらにいますし、最初は理解できないという感情がグルグルしてました。
良く言えば本当におおらか。
悪く言えば本当にゆるい。
特に仕事面ではスケジュール通りに進まないことがあったりして困ってたので、そこも見越して計画を練ったりしてました。
飲み会も開始したい時間の1時間前を集合時間で伝えたりww
移住して就職するなら、そこらへんに早めに適応できないと苦しみます。
今の時代なら最初からリモートで仕事できるようにしておくのも手ですね。
閉鎖的に感じることがある
沖縄には模合と呼ばれるシステムがあって、地域のつながりや横のつながりがとても強いです。
助け合いの精神が強く、それが沖縄の人の優しさにも繋がるんですが、県外からの移住者がいきなりそのコミュニティに入れるかというと、ほぼ不可能だと思います。
部外者を排除するとまでは言わないですが、深い部分で受け入れてもらうには時間がかかります。
全員ではないですが、地域の縄張り意識的なものが異常に強い人もいます。
県外の人を「ないちゃー」って呼ぶくらいですし。
差別とまでは言いませんが、表向きは仲良くても壁一枚ある感覚は移住してしばらくは感じてました。
とはいえ、「いちゃりばちょーでー」というフレンドリーな言葉もあるくらいなので、何度かお酒を飲み交わしていけば大体解消されます。
積極的にコミュニケーションをとって、早めにコミュニティに入れるようになれば、その後の生活は楽しいですよ。
そこから改めて、沖縄の人の優しさを感じられるようになった気がします。
台風が多い
冗談抜きで台風が多いです。
そして、激しい。
沖縄の人曰く、台風が直撃しまくる当たり年と逸れることが多い年があるらしいですが、僕が移住した年は那覇市内でも停電が起こるくらい激しい台風が直撃してました。
学生時代に沖縄出身の子が「本土の人は台風を舐めてる。死ぬよ。」って言ってた意味を、身をもって理解しました。
電線普通に切れてるし、太い木がへし折れてるし、車はひっくり返ってるし。
マジで災害だなと思います。
調子こいて出歩いたら、下手すら死ぬレベル。
台風来たら外出できませんってのが、下手したら年に数回あります。
ちなみに沖縄は台風が近づくと、スーパーからカップ麺などの非常食が消えます。
そのことを知らないと食糧難に陥るので、移住するならそこらへんの注意も必要です。
あとは沖縄にはユニオンという、どんだけ激しい台風がきても営業してるというスーパーがあります。
ユニオンが台風に備えて閉店したら、その台風はマジでヤバいみたいな面白話も聞いたことがあります。
台風が多い沖縄ならではのパラメーターですねww
観光で沖縄に行く際は、台風情報とかもちゃんとチェックした上で上で行った方が良いです。
台風直撃の時に行ったら、沖縄らしさは全く楽しめません。
本土の台風と同じレベルを想像して、まぁ大丈夫やろとかやると、マジで後悔します。
渋滞が多い、運転が荒い
超絶車社会の沖縄だからこそですが、朝夕の通勤ラッシュの時間帯の渋滞がマジで半端ない。
雨が降った時は本当にひどいです。
沖縄には58号線(通称 ゴッパチ)と330号線(通称 サンサンマル)の二つの主要道路があるんですが、この道路は慢性的に渋滞しているイメージです。
普通なら30分くらいの距離でも、渋滞で1時間半かかってしまうとかは普通にあります。
公共バスも走ってはいますが、正直役に立ってるとは思えないレベルです。
モノレールも那覇空港から、今は浦添まで伸びたらしいですが、それでも車を使う頻度の方が高いと思います。
旅行で沖縄に遊びに行く際は、渋滞も考慮して計画を立てることをお勧めします。
特に最終日。
渋滞で飛行機に乗り遅れるとかは最悪なので。
あとは交通ルールも特殊なのでご注意を。
一部の場所、時間帯でバスレーンというバス専用の車線が現れます。
車全然おらんやんと思って、バスレーンを走ると普通に捕まります。
あとは運転が荒いというか、雑な人も多いのでご注意を。
ウインカーを出さずに、いきなりスピード落として左折とか結構多いので、車間距離がないと普通に追突します。
交差点では30m手前、車線変更なら3秒前になんて、一般常識は持ち合わせてないんじゃないかって人がたまに運転しています。
地味に物価が高い
これも住んでみて痛感した点です。
全ての物価が高いというよりは、沖縄で生産されていない野菜や果物が高いイメージです。
ぼんやりした記憶ですが、もやしが70〜80円というのを見て驚いた記憶があります。
ちなみに福岡なら高くても、30円くらいです。
沖縄で生産されていない野菜や果物に関しては、単純に輸送費の影響もあると思います。
少しでもコストを抑えたい人は、道の駅とかを利用すれば比較的安くすむと思います。
移住するとなれば、自炊する機会も増えると思いますが、沖縄の賃金は基本的に安いので、上手く節約する術を身につけないと破綻すると思います。
沖縄に住んでみて悪かったと思うことを書いてみた
記憶を遡って、住んでみて微妙だなと思ったことを書き記してみました。
住んでみて、うーんってなったやつを書いてます。
僕が住んでいたのは数年前なので、今は多少なり変わっている可能性もありますが、そんなに多くは変わってないんじゃないかなと思います。
僕は比較的早い段階で適応できたタイプなので、1年過ぎたくらいからは何も感じなくなりましたが、適応できないとしんどいかもしれないです。
実際に「沖縄 移住」とかで検索すると、「ウキウキで移住したけど1年で折れて戻りました」みたいな記事も出てきます。
大体皆さん適応できなかったみたいですね。
「郷に入れば郷に従え」ということわざがあるように、どれくらい早く適応できるかがポイントだと思います。
心を鬼にして悪いところを書いてみましたが、台風や物価以外は地域の人に適応できれば問題ない部分です。
さっさと適応できれば、ハッピーな沖縄生活は送れますよ。
前回と合わせて、沖縄に移住してみて良かった点、悪かった点を書いてみました。
トータルで比較しても僕は沖縄に住んで良かったなと思う派です。
でも、これは僕が驚異的なコミュニケーション能力で、早い段階で適応できたからです。
海が綺麗とか魅力はたくさんありますが、いざ住むとなるとそれだけではやっていけないのも事実。
良いところも悪いところも知った上で、沖縄生活を楽しんでもらえればと思います。
この記事が沖縄へ旅行や移住をする上で、どうなんだろって悩んでる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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