こんにちは、Dr.なんくるないさーです。
先日、すごいニュースが飛び込んで来ました。
高島宗一郎市長が記者会見で
福岡市内の全小学生に小型発信器を無料配布予定。
見守りシステムの導入。
を発表しました。
子供が巻き込まれる事件や事故が多いことから、いち早く対応してくれたものだと思います。
福岡市のこうしたスピード感ある対応は、本当に素晴らしいですよね。
そして、小学生の子供を持つ親として、僕もこの「見守りシステム」がどのようなものなのか?
とても気になります。
導入は今年の10月頃から徐々に行われるそうで、発表されている部分は少ないですが、記事にしたいと思います。
どんな見守りシステムになるのか?
今回は福岡市と九州電力の協働事業のようで、福岡の企業「otta」さんの開発システムが使われるそうです。
以前から、見守りシステムに携わっている会社のようで期待できそうですよね。
配布されるのは発信機能の付いた小型の端末(3.3cm四方)
写真で見ましたが、実物はかなり小さかったです。
見守りシステムはブルートゥースを採用。
コンビニや公共施設、電柱など地域に設置した基地局の近くを通ると、子供の位置情報がサーバーに記録される仕組みです。
また、すごいのがアプリを入れた協力者のスマートフォンの近くを通ることでも位置情報が記録されること。
お子さんの保護者、教育関係者、地域の市民の方など多くの人々が協力者になることで、見守りシステムが強化されます。
子供の位置情報が記録されることで、何かあった時に精度の高い追跡が可能になります。
また、自分の子供がどこを通過したか?
リアルタイムで確認できる有料サービスも同時に開始されるそうですよ。
気になるポイントは位置情報の精度
正直、一番期待したいのは位置情報の精度です。
キッズ携帯のGPS機能は微妙に誤差がありますし、ピンポイントでの位置把握はちょっと難しい。
より多く基地局が設置され、アプリ入れた協力者が増えれば、かなり精度の高いシステムになるんじゃないでしょうか・・・
低学年なら見守りの為に、高学年になれば親が行動を把握するのに、とても便利なシステムになることを期待したいですね!
既存の類似サービスはどうなるの?
こんなに大規模なシステムを導入してもらえるなんて嬉しい限りなんですが、以前記事にもした「ツイタもん」などはどうなるのでしょうか?
素朴な疑問です。
ツイタもんも無料配布されており、学校の校門を通過するとサーバーに記録されるシステムです。
校門付近にあるセンサーに反応するので、登下校に特化したサービスだと言えます。
我が家では、ツイタもんのメール配信を有料で使っているので、めちゃくちゃ助かっています。
でも、ottaの見守りシステムが精度の高いものなら、放課後でも使えてそれはそれで便利ですよね。
福岡市内の小学校はツイタもんが導入されているところが多いので、今後2台持ちになるのかどうかは気になるところです。
実際配布されたら記事にします
このニュースを一緒に見ていた息子が放った一言。
別に学校には位置情報は送信されないのですが・・・勘違いしているようです。
親からすれば見守り、子供からすれば監視になるのかもしれません。
しかし、こういったサービスを導入しているよって分かったら犯罪の抑止力にもなります。
何より福岡市が、素早い対応をしてくれたことに感謝したいと思います。
また、実際に配布されたら位置情報の精度などレポートしますね。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。