食生活を改善して、素敵な健康LIFEを手に入れる!part.7 糖尿病編

こんにちは、 Dr.なんくるないさーです。

前回まで2回にわたって、食べ方を変えることでの食生活改善の方法をお伝えしました。
何か一つでも参考になればと思っています。

前回の記事はこちら↓

食生活を改善して、素敵な健康LIFEを手に入れる!part.5


https://gogo-myway.com/2017/03/10/syokuseikatsukaizen6/

さて、今回で7回目になるこの健康日記ですが、読んでもらってもなかなか行動できない人もいるんじゃないかと思ってきました。
なので、今回は危機感を煽るためというと大げさですが、実際に良くない食生活を続けると、どんなリスクがあるのかということを改めて紹介します。
タバコで真っ黒になった自分の肺のレントゲン写真を見たら、タバコを辞めれた的な感じです。

今回は『糖尿病』について、色々と書いていきます。
しっかりとリスクを知って上で、自分の食生活と向き合って予防していきましょう。

糖尿病とはどんな病気なのか?

そもそもの部分ですね。
『糖尿病』って言葉は聞いたことあるけど、詳しく知らない人も多いんじゃないでしょうか?

糖尿病の原因

糖尿病とは体内のインスリンの作用が十分に働かず、結果ブドウ糖が有効に使われないことで起こる病気らしいです。
血糖値が高くなっている状態なので、放っておくと全身に色んな影響が出てきます。

糖尿病の種類

糖尿病はその原因によって、4つのタイプに分類されるそうです。
そんなに種類があるんですね。

※1型糖尿病

インスリンを作り出す膵臓の機能が何らかの原因で失われ、インスリンが作られなくなることで起こる糖尿病です。
主に自己免疫機能によって起こることが多いらしく、自分の体内のリンパ球が誤って、膵臓機能の大部分を破壊して起こると言われています。
インスリンが作られなくなると、血液中のブドウ糖が細胞に吸収されなくなります。
ブドウ糖はエネルギー源としては、とても重要ですが、血液中に大量に残ると糖尿病特有の合併症を引き起こします。
小さい子供が発症することも多く、小児糖尿病とも言われます。

※2型糖尿病

日本の糖尿病患者の90%が2型糖尿病と言われ、生活習慣病と呼ばれる糖尿病もこれです。
インスリンの分泌が少なくなったりすることで発症すると言われていますが、日本人は遺伝的に元々インスリンの分泌量は少ないらしく、そこに過食や運動不足、ストレスなどの生活習慣や加齢といった要素が加わることで発症しやすくなるので生活習慣病と言われるらしいです。
肥満でなくても、内臓脂肪が増えているメタボリックシンドローム、いわゆるメタボも要注意です。
中高年の人が発症することが多かったらしいですが、最近では若年層の発症も増えているので要注意です。

※妊娠糖尿病

妊娠中に発生する糖代謝異常のことを言います。
妊娠中はわずかな高血糖でも胎児に影響があるため、糖尿病に至っていなくても妊娠糖尿病というみたいです。
胎盤を形成するホルモンにインスリンの働きを抑える作用があるので血糖が上昇したり、肥満や高齢妊娠、過去の妊娠で高血糖を指摘された際に起こりやすいと言われています。

※特定の原因によるその他の糖尿病

遺伝子異常による発症、他の病気や薬剤の使用に伴って起こるものを指します。

今回のテーマは2型糖尿病の発症を避ける、予防することになります。

糖尿病の症状

糖尿病が発症するとどんな症状が出るのか?
代表的なものとしては、

・尿の量が多くなる。(多尿)
糖は尿として排出される際に、水分も一緒に出してしまうので尿の量が増えてしまいます。

・喉が渇いて、水をたくさん飲む。(口渇、多飲)
多尿のため脱水状態を起こし、喉が渇き、水分をたくさん摂りたくなります。

・体重が減る。
糖が尿として出ていくためにエネルギー源を必要とするのですが、そのエネルギー源として体内のタンパク質や脂肪分を使用するため体重が減ってしまいます。

・疲れやすくなる。
エネルギーの不足と体重の減少により、疲れを感じやすい体になってしまします。

このようなものが挙げられます。
ただ軽度の糖尿病の場合、このような自覚症状がなく発見が遅れるケースもあるそうです。
つまり症状がない状態のまま、糖尿病が進行していることもあるのです。
これは怖いですね。

糖尿病で一番怖いのは合併症。

糖尿病が発症、進行した時に一番怖いのは合併症です。
糖尿病になることよりも、合併症の方が怖いのではないかと思うくらいです。
代表的な合併症を紹介しておきます。

細小血管症

細い血管を中心に糖尿病が進行した時に見られる症状です。
糖尿病の三大合併症とも呼ばれているみたいです。

・糖尿病網膜症
網膜の血管が収縮されて、目のかすみや視力の低下などの症状があらわれます。
ひどい場合には失明に繋がることもあるみたいです。

・糖尿病腎症
糖尿病の進行により腎臓の働きが悪くなることで、血圧が上昇したり、尿の中にタンパクが含まれるようになったり、体がむくんだりといった症状が発症します。
さらに悪化すると、血液中に老廃物が溜まるようになり、腎不全や尿毒症などの生命に関わる症状を引き起こすこともあります。
腎不全にかかってしまうと、人工透析を受ける必要も出てくるくらい深刻な合併症です。

・糖尿病神経障害
神経が障害されて、信号が体の隅々まで素早く伝達することができなくなってしまいます。
結果として手足のしびれ、ほてり、痛みなどがあらわれます。
一方、足の感覚が麻痺して、傷があったとしても気づかず放置してしまい、足の潰瘍や壊疽になることもあります。

大血管症

大きな血管である動脈硬化により起こる合併症です。
脳卒中や心筋梗塞などが挙げられます。
動脈硬化は糖尿病があると進行しやすくなり、合併症による深刻な状況を引き起こす原因になります。
また、他にも高血圧や喫煙、肥満や加齢なども動脈硬化の原因になるので注意が必要です。

・脳卒中
脳卒中にはいくつか種類がありますが、代表的なものとしては脳の血管が詰まる事で起こる脳梗塞と、脳の血管が破れる事で起こる脳出血です。
糖尿病患者は脳梗塞が起こる確率が高く、手足の麻痺や物が二重に見える、言葉が急に出なくなるというような症状があります。
重症の場合には命にも関わります。
また、脳の血管が完全に詰まってなくても血流が悪くなり、頭が重くなったり、物忘れがひどい、怒りっぽいなどの症状があらわれることも。
脳卒中は命に関わるだけではなく、手足の麻痺や言語障害などの後遺症が残ることもあるので、これらの症状に心当たりがある場合は早めに病院に行くことをオススメします。

・心筋梗塞
心臓の筋肉に栄養や酸素を送る血管(冠動脈)の動脈硬化によって引き起こされる病気です。
心臓の機能が低下し、命に関わる危険な病気です。
糖尿病患者は心筋梗塞を引き起こす可能性は非常に高いと言われています。
胸を締め付けられるような強い痛みが出ますが、糖尿病患者はハッキリとした症状が出ないこともあるので、定期的な健康診断での早期発見、早期治療が大事になります。
また、息切れしやすい、体がむくむ、脈が途切れるなどの症状が心筋梗塞の前触れだったりすることもあるので注意が必要です。

・末梢動脈性疾患
足の血管の動脈硬化によって引き起こされる病気です。
足やふくらはぎの痛みがあり運動ができないなどの症状が表れ、生活の範囲も制限されてしまいます。
さらに悪化すると、壊疽などで足を切断する可能性もある病気です。

糖尿病を予防するためにも食生活改善をしよう

糖尿病の恐ろしさ、少しは伝わりましたか?
私自身も知識はなく、おしっこが甘くなるくらいのアホなイメージでしたw
色々調べながらこの記事を書いて正直ビックリしているところです。

糖尿病なりたくねー( ´Д`)y━・~~

この恐ろしい糖尿病を予防するためにも、食生活の改善が役立つわけです。
糖尿病の治療法として食事療法などありますが、病気になってから食生活を変えるわけじゃなく、ならないように食生活を改善して予防しようってわけです。
少しは必要性を感じてもらえると幸いです。

糖尿病を予防するためにも炭水化物との付き合い方を変える

皆さんご存知の炭水化物、ご飯やパンなどを食べることで摂ることのできるあれです。
実は炭水化物=糖質って知ってましたか?
過剰摂取することで、糖尿病へ全力疾走で近づくわけです。

じゃあ、炭水化物の摂る量を減らせば糖尿病の予防になるのか?

答えはNOです。
糖質を極端に減らすのは要注意なのです。

最近だと、ご飯やパンなどの炭水化物の摂取量を減らす事で、糖質は口にしないというダイエット方法がありますよね。
いわゆる食事制限によるダイエットです。
ただ、糖質を摂らずに短期間で急激に体重を減らすと、体内では予想外の働きが起きます。
体内では糖質を作ろうと脂肪からだけではなく、筋肉のたんぱく質からも糖質を作ろうとします。
結果、筋肉の量が減ってしまい、基礎代謝も落ち、体脂肪が増えるという悪循環になってしまいます。
ダイエットを頑張って体重が減っても、体脂肪は増えているという訳の分からない結果を招くのです。

血糖値をコントロールするための糖質制限、食事制限でも同じ事が言えるそうです。
糖質を摂り過ぎるのは体にとって良い事ではないのは間違いありません。
だからと言って、炭水化物を一切口にしないなど極端に減らすのも良くありません。
そこのバランスをとること、つまり炭水化物=糖質とうまく付き合っていくことが食生活の改善となり、糖尿病の予防へとつながっていく訳です。

まずはBMI値25未満を目指して食生活を改善しよう

BMI値って何?
簡単にいうと肥満度を表す指数です。

BMI値=体重(kg)÷ {身長(m)×身長(m)}

という計算式で算出できます。

では何故このタイミングで肥満の話が出てきたのか?
もちろん糖尿病の予防に関わるからです。

今までいわゆる中年太りは『カロリーの摂取量が消費する量より多いから起きる』というのが定説でした。
めちゃくちゃ食って、全然運動しないから太るみたいなことです。
ただ、最近では高血糖が中年太りに大きな影響を与えているということが分かってきたのです。
糖質を過剰摂取することで血液中にあふれた糖質が、インスリンの働きで体脂肪として細胞内に取り込まれることで肥満が起きると言われているのです。
特に、食後に血糖値を急上昇させるGI値が高い食材には注意が必要です。

そこで参考になるのがBMI値です。
まずは自分のBMI値を出してみましょう。

BMI値 0〜18.5 やせ
BMI値 18.5〜25 健康
BMI値 25〜 デブ

BMI値が25以上の人は大変危険な状態です。
いわゆるデブなのですが、糖尿病の発症リスクがかなり高く、がんの発症率も高くなってきます。
国立がん研究センターのデータによると、BMI値25未満の人のがん発症率を1とすると、BMI値30以上では発症率が1.5倍にもなるそうです。

BMI値が普通レベルであれば、糖尿病に限らず他の生活習慣病もなりにくいとされています。
つまり、BMI値25未満の普通レベルの体を維持していくための食事が糖尿病の予防になり、健康的な体を手に入れることに繋がっていきます。

糖尿病予防のためにもHbA1cを気にした方がいいみたい

HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)は、赤血球のヘモグロビンが血液中の余分なブドウ糖と結合したもののことを言います。
HbA1cの数値というのは過去1〜2ヶ月の血糖値の平均状態を示す数値で、糖尿病かどうかを診断する際に用いられるものです。
いわゆる血糖値と思ってもらっても良いかと思います。
このHbA1cの数値をコントロールすることで、糖尿病をはじめとする生活習慣病発症のリスクを下げることができるのです。

HbA1cの基準値がこちら。

指標 HbA1c(%)
6.2未満
6.2〜
可(不十分) 6.9〜
可(不良) 7.4〜
不可 8.4以上 

このHbA1cの数値が6.9%を超えると、糖尿病の可能性がかなり高いみたいです。

ちなみに日本の糖尿病人口は、世界でも6位という糖尿病大国らしく、割合的には5人に1人が糖尿病予備軍らしいです。
糖尿病を生活習慣病ではなく、国民病という人もいるくらいです。

こんな病気を国民病とか縁起でもないからやめてくれ。。。

ちなみに糖尿病になっていなくても、HbA1cの数値が高い状態が続けば動脈硬化などを引き起こす可能性も上がります。
血管にダメージを与えるので当たり前といえば当たり前ですが、脳卒中や心筋梗塞などのリスクを高めるのはご遠慮願いたいものです。

糖尿病やその他の病気の発症リスクを下げるためにも、HbA1cの数値は気にした方がいいですよ。
今まで健康診断などで気にしてませんでしたが、次回からは私も気にしてみます。

やっぱり食生活の改善が糖尿病の予防に一番役立ちそう

色々と書き綴ってみましたが、改めて糖尿病にはなりたくないものです。

糖尿病の一番恐ろしいところは、先ほど書いたように様々な合併症が起きることです。
高血糖や糖尿病患者の脳梗塞や心筋梗塞での死亡率は、そうでない人の2倍強に跳ね上がるそうです。
がんの発症リスクも2〜3割高くなるそうです。

糖の過剰摂取が招くのはそれだけではありません。
例えばボケやアルツハイマー型認知症も高血糖が原因になる可能性が高いと言われています。
ボケに関しては『脳の糖尿病』と言われていて、高血糖や高脂血が原因と考えられています。

それ以外でも糖尿病は骨にも影響を与え、骨粗鬆症の発症リスクも上がります。

踏んだり蹴ったりです⊂((・x・))⊃

糖尿病は30代からの食の不摂生や運動不足などが積もり積もって、50代に発症するケースが多いみたいです。
ただ逆に、60歳までに高血糖などの要素がなければ、それ以降の発症もまずないとのことです。
つまりは、今の段階で食生活を改善してHbA1cの値を基準値に保つことが、健康的な体を手に入れることに繋がるわけです。

少しは食生活改善の必要性を感じてもらえましたか?
糖尿病などの生活習慣病を予防するためにも、早めに食生活を見直して改善することをオススメします。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

 

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